2006/10/06(Fri)21:47
媒体の話ではなくて、紙の話である。即物的になるが、自分の行動パターンに合ったメモ帳がほしい、というだけの話だ。
何年も模索してきたが、最初に使ったのはB5版ノート。オフィスに大量に積まれていたから。しかし、鞄がない時に折り曲げてスーツのポケットに入れると、何か切羽詰まった感が醸成される気がして、やめた。
続いてRhodia。これはよろしい。一枚ずつ千切って人に渡せるし、台紙もそこそこ硬いので、立ったままでもメモが取れる。問題は、一冊の中程になると、折り返すのが困難になり、結構な力で元に戻ろうとする。使い倒すと、書いてないページまで千切れそうになる破線の深さもマイナス。でも、最小サイズのものは何かと重宝するので、鞄に常備する。最近、Rhodia用の革カバーが売られているけど、あれは邪道だと思う。大げさだ。あくまで、脳の隅っこにある普段は不要なメモリーを一時的に移しておく、というくらいで使いたい。今の流行ぶりをみると、もうじきホストの兄ちゃんたちも使い始めるんじゃないかと、恐々とする。
コクヨの最小版。どこまでも事務的なジャケットのデザイン。これでもやっぱり、デザイナーの方が携わっているんだろうか。コクヨのノートをデザインして生計を立てている方が。禅的な無を感じる。台紙が柔らかいのと、1ページ千切ると、反対側のページも外れてしまうので、失格。どこでも売ってるから、切らした時は便利なのだけど。
Moleskine。種類が豊富で、オイルクロスのジャケットがよろしい。最終ページのポケットも好感。中でも、縦開きのレポーターノートは、最後の20ページくらいに破線がついていて、千切れる。時の検証を経た感じがする。ネックは価格。ポケットサイズのもので1冊1680円(アマゾンだと1610円)は高すぎる。月平均2冊はいくので、収支項目に「メモ帳代」が必要になる。
伊東美咲がドラマで使ったことで、クオバディスが売れている。確かに、Rhodiaにカバーつける、みたいな背伸び感がないのはいい。ただ、筆者の場合、動きながら書いたり、一度に何ページも書き殴ったりするので、ちょっとソフトすぎる。あと、何冊も貯まってきたときに、存在感がありすぎる。沢山あると、何かの景品(それも参加賞の一つ上くらいのランク)みたいにみえる。
ほかにもいろいろなメモ帳の間を行き来してきたが、目下のところ、Moleskineに落ち着いている。冊数が増えても整理しやすいのと、使い倒せるタフさ、ヤレた時の風合いが決め手だ。in case of loss, please return to...の下にあるas a reward $....の欄は空けている。だからどうだという話を長々と。PR
No.23|文房具|Comment(6)|Trackback()
無題
2006/10/07(Sat)09:04
経線とか無くていいなら、クロッキー帳と我らが読んでいる、スケッチ用やつを勧める。紙も薄いし、背中がリングなので書き進んでも問題なく開ける。安価なので見掛けはまずまずだけど、最近種類も増えてきた。でも、使ってよれて手になじむ感じは愛着を増す。
サイズはH15×W20くらいから。
そう、リングの所にペンを挿しとける。便利。
No.1|by yumi|
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