[PR]
2024/05/19(Sun)12:04
2024/05/19(Sun)12:04
2006/09/24(Sun)20:46
写真の女性は、TVネットワークのマネージャー。若いのに。「男性のアンカーを探しているんだけど」といわれて、ちょっと考えた。「でも、今からタガログ覚えるのも大変だし・・」。「大丈夫、ムスリムの民兵とコネクションを作って、レポートしてくれればいいから。あなたが今回行ったより、もうちょっとだけ奥に入ってくれれば」。身が保ちません。日本帰ります。
こちらでは年に何人ものジャーナリストが殺害されている。でも、犠牲になる人の多くは、当局と癒着して、現金の授受が慣習化したような人たちで、交渉のもつれから殺害されるのだとか。特に、多くのローカルメディアが乱立する中で、小規模で賃金の低い組織ほど、賄賂を受け取って報道内容をねじ曲げることも多いそうだ。警察官も、ジャーナリストの目の前で、容疑者のすねを竹でしばくとか。たしかに、筆者も捜査機関のゆるさは短期間で感じた。事件の証拠物件を惜しげもなく出してくるし、指紋も気にせず素手でベタベタ触るし。国家警察がJICAの支援を受けて、指紋の扱い方やらデータベース化のノウハウを学んでいるところだそうだが。
No.20|フィリピンにて|Comment(0)|Trackback()
URL :